こんにちは、岐阜のピアノ教室「ピアノニーノ岐阜」代表の小島です。
音楽大学を卒業して15年、音楽教室を開校して3年が経ちました。
普段はピアノ教室の生徒さん向けの記事が多いですが、たまには音大生、これから卒業予定の方に向けても書いてみようと思います。
音楽大学卒業後の進路
さて、2017年3月。4月から新生活という方も多いのではないでしょうか?
小さい頃から音楽を勉強してきて音楽大学に入り、いざ卒業となった時に”これからの仕事は??”となります。
とある音楽大学のデータによると「卒業後の進路」は、
30%は、音楽関係(フリーランス/音楽教室講師)
25%は、一般企業
25%は、進学
10%は、教員
10%は、医療福祉関係
となっておりました。
私が音楽大学を卒業した当時(15年前くらい)も一般企業に就職活動する人は少なく、いわゆる”フリーランス”で活動する人が多かったように思います。
医療福祉関係がこれだけあるのは時代を反映しているかもしれませんが、音楽療法なども関係しているかもしれません。
一般の方からすると、音大を出て一般企業に就職?と思われる方もみえるかと思いますが、こちらも意外と多いです。
最近では本にもなって(「音大卒」は武器になる)出版されておりますが、音大で学ぶ”音楽と向き合う力”は一般企業でも仕事に生かす事ができます。
さて、フリーランスと言うと聞こえはいいですが、一歩間違えば仕事がなく”無職”です。
一般企業のように与えられた仕事がり、それをこなしていくわけではありません。
フリーランス=個人事業主であり、仕事は自分で発掘しなければならないのです。
では、どうやって仕事を見つければ良いかですが、そこにマニュアルはありません。
しかし、困ったことに音大生のほとんどは在学中真面目に音楽の事だけを考え取り組んできた人がほとんどです。(ほかの事を考える余裕がない程、練習に追われる日々です。)
いきなり、”仕事”となっても、右も左もわかりません。
ただ、音楽業界は縦社会の一面もあり、先生や先輩後輩の繋がりが強く、そんな中で色々とご指導・アドバイスをいただける機会は多いかと思います。
どんな仕事がある?
実際、音楽の仕事と言っても多種多様で、音楽のジャンルによっても変わってくるかもしれません。
またインターネットの普及により、音楽業界にも影響が出てきております。音楽のネット配信や、楽器演奏のノウハウ動画など、オンライン化が進んでおります。
10年後、新たな音楽の仕事が生まれているかもしれませんが、2017年現在よくある音楽の仕事をみてみましょう。
音大卒の音楽の仕事一覧
演奏系の仕事
・演奏家、ミュージシャン
・オーケストラ等の楽団員、指揮者
・ブライダル奏者
・アーティストのサポートミュージシャン
・レストランやイベント施設の専属ミュージシャン
録音系の仕事
・作曲家
・編曲家
・スタジオミュージシャン
・サウンドクリエーター
・レコーディングエンジニア
・マスタリングエンジニア
教育の仕事
・学校の教員
・大学、専門学校の講師
・音楽教室の講師
・保育士
その他の仕事
・アーティストマネージャー
・ステージマネージャー
・音響スタッフ
・音楽療法士
上記の仕事は、ほんのごく一部です。
では、どのように音楽の仕事を得ていくか?
・・・それは、また次回。
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